福岡市博多区にあるとある6階建てのビル。
4階から上は居住区。
今回は3階の空テナントスペースにビルのオーナー様がワインバーを作ることに。
その空間に是非薪ストーブを設置したい・・・との熱望で今回のプロジェクトが始まりました。
しかし、3階に設置とは・・・
煙突はどうする??
3階から壁出しして、6階の屋上のところまで延長することにしました。
3階から下にはメンテナンス用に梯子で届くくらいまで下にも延長。
何本の煙突が繋がっていくのだろうか・・・。
足場も設置していただき、3階壁にも開口していただきました。
さて、いよいよ外壁側から設置します。
まずは、支持用のステーをアンカーで留めていきます。
下から見上げるとこんな感じ。
真っすぐ上に垂直にずれないように取り付けていきます。
下から煙突を連結させていきます。
下に伸ばす煙突もまっすぐ下せると思っていたら、電線の関係で、30°の曲げ部材でずらすことに・・・。
室内側はこんな感じで横引きが長くなりました。
横引きからの90°曲がって、本体に繋がっていきます。
本体は「ネスターマーチンTQH33」という機種。
下の部分が薪を置いたりできる台になっていて、その上に炉室の本体。
なんとこれって360°回転できるんです。
しかも縦長のボディには長めの薪が立てて置けるのです。
横置きが主流の薪ストーブが多い中で、これはものすごい特徴のストーブです。
残念ながら、ワインバーのお店作り(工事)が続いていましたので、養生したままの姿となりました。
のべ4日間の作業完了です。
工事が終わって、開店前に火入れします。
色々楽しみです。
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